友人の結婚式
幼なじみの結婚式に参列してきた。式は素晴らしく、一瞬一瞬が「幸せ」に溢れかえっていて、幼なじみは今までで一番美しかった。
努力家で、人を思いやる芯の通った友人が選んだ相手は、似たように真面目で物腰の柔らかい、家族思いの人。長年、寄り添った末の結婚で、まるで絵に描いたような幸せ。
うらやましいな。
と思った。そして、受け取った花を部屋に生けて私はそれを嫌に思うことはないだろうかと、どろりとした黒いものが頭をかすめた。
人を羨むことは醜いとは思わないけれど、羨む自分を見にくいとは思ってしまう。
母や父を思えば、申し訳ない気持ちになる。
誇らしいと思ってもらえるように頑張ったことが今までにあっただろうか。誰かに自慢したくなる娘でいれなかった。今だに実家暮らしで、正社員ですらなく、婚活もうまくいかない。自分のことばかりで、責任転嫁ばかりして。
ここ数年ネガティブにならないようにしていたつもりだったけど、それは自分の嫌な面を見ないようにしていただけにすぎなかった。だって、そうじゃなければ、今日は幸せを分けてもらって、ぐっすり眠れた。
多幸感に包まれた写真を見返して一息つき、このブログを開いた。最近、物思いにふけるとこの場所が吐き出し口になっているみたい。
自分にあるものを強く意識することが、大事。
だけど、弱さを認めれてはまだいないらしい。
弱さを認めてそれすらも強みに変えれるまで、頑張るしかない。
努力した分だけ、自分の自信になる。
なにかの記事で読んだ、誰かの言葉。
今日はちょっとだけ落ち込んで、明日からの頑張る活力に変換できたらな。