きいろいちゅーりっぷ

日々の細々を書きます。

M1について

世の中で一番かっこいい職業って、私の中では断トツで「お笑い芸人」なんですよね。笑点のために走って帰るような小学生だったのですが、高校の時に、吹奏楽部で漫才ちっくな司会をしはじめてから、漫才を見るようになりました。

はじめのうちって大体、漫才すること自体が珍しいからウケるんですよ。でも、だんだんみんなも飽きてきちゃって。そのスランプシーズンは本当に友人と2人で悩んだり、一緒に芸人さん見て、こうしようああしようと言い合ったりして試行錯誤していたんです。すごく小さな舞台のコテコテ身内漫才は、今DVDにしていますが見れません。黒歴史です。ただ、すごく大切な思い出です。

だから、芸人さんってすごい!と思っちゃうんですよね。バラエティ番組等で、偶発的にできた笑いも素敵だけど、漫才やコントなんかの作られた笑いは見れば見るほど、奥が深くてかっこいいんです。

 

今年のM1、すごくよかったですよね。芸人さんたちがひたすらに勝ちにくるその緊張感のなかで、いかに観客を笑いの渦に巻き込むか。去年はラストイヤーだったとろサーモンが和牛を抑え、見事優勝でしたが、私の中ではラストイヤーという点はまま、あったのでは?と思うところでした。なので、今年はラストイヤーのジャルジャル!勝ってくれないかな~と思っていたんですが、厳しかったですね。霜降り明星、たしかに一般受けする漫才でした。でも、勢いはあったけど緻密さはなかったかな。和牛もジャルジャルもすでにどんな漫才をするかって観客は知ってしまっているので、その点で若手の新鮮さが、審査員のいうところの「爆発」につながったんじゃないかと思います。

弟と2人で「あ~霜降り明星がとるよこれ」と言ってはいましたが、私はジャルジャルの福徳さんがうれし涙を流すところが見たかったので、結果発表時は、ジャルジャルの2人にしか目がいかなかったです。福徳さん、泣いてなかったな。えらかった。

ただ全体的な客層を鑑みたうえで選ぶなら、やはり霜降り明星かと。客席も持っていたし。でも、漫才のレベルだけでみれば、1位は和牛、2位がジャルジャルとなるのでは?たしかにジャルジャルは万人受けではないな。

 

などと、弟が寝た後も一人であれこれ言いながら、観ていた深夜2時でした。