きいろいちゅーりっぷ

日々の細々を書きます。

【婚活】県職員さんとの2回目アポ

先日、県職員さんと2回目のアポをしてきました。

1回目のアポから3日後にラインで、水族館へのお誘いを受けていたのです。

やりとりがすこしぎこちなく感じていた時だったのと、そのお誘いとほぼ同じタイミングで私から誘おうとしてたので、すごくうれしかったです。

なんとなく向こうからの好意を感じつつ、でも勘違いかも、と不安になりながら、お昼ごはんの場所は私が調べますねとつたえました。

水族館自体は、短大時代よく行っていたのに、いざデート(?)でとなると、チェーン店のようなところしかない事実を知りました。どうしよ~と迷いつつ、徒歩圏内で行けるお店を片っ端から調べました。(姉に協力してもらいました笑)

そして、水族館近くの市電から降りてすぐにある、お好み焼き屋さんと、もうすこし離れたところにある野菜メインのカフェを、県職員さんに提示しました。

その際に、「お好み焼き屋さんで一緒に作るのが楽しそうかな、と思って選びました」という文も添えたのでお好み焼きを当日は食べることになりました。

 

当日、時間が近づくにつれ、なんだか緊張してきました。前日までは以前街コンで知り合った方々との飲み会だったり、ドライブだったりで、全く意識していなかったので、ちょっと戸惑いました。

 

待ち合わせ場所に着き、そこからすぐのお好み焼き屋さんに入りました。県職員さんはお好み焼きが久しぶりなことと、調べてくれてうれしいと言ってくれ、なんだかほっとしました。調べてみてわかったのですが、友達と遊ぶのとは違って、たくさんシミュレーションするので、デートプランを立てるって大変な作業なんですね。喜んでくれたので、私もうれしかったです。

お好み焼きを店員さんが作って、持ってきてくださると、県職員さんが残念そうに、

YouTubeお好み焼きを焼く動画を1日1回は見てきたのに」と悔しがっていたのが、面白かったです。「私も自分たちで作ると思っていたので、これはリベンジですね」と伝えました。

また、この時に名刺とお土産を渡されました。何事と思っていると、「自分がちゃんと県職員で○○(実は勤務地は島)にいるってことがわかるように持ってきました。」と言われ、笑ってしまいました。

 

食べた後、公園に寄り道をしました。あまりにも快晴だったので山がしっかりと綺麗に見え、水族館ではもったいないくらいの天気のよさだねと言い合いました。公園では、フットサルの試合があるのか、チームTシャツを着た子どもづれの団体がBBQをしていました。散歩コースのところどころに設置された健康器具についてあれこれ話し、こんな風に家族で公園で食べれるっていいねと話しました。

 

水族館に着くと、県職員さんが事前に時間を調べてきてくれていたので、スムーズにイルカショーをみて、クラゲ展をみて、ひとつひとつの水槽についてゆっくり話すことができました。子どもたちを優先して、後ろから眺める姿勢に、人となりの良さを感じました。

途中、子どもたちと話したり、公園ではサッカーボールを投げてあげたりする場面から、教員免許を小学~高校まで持っているのに、なぜ先生にならなかったのか不思議に思い、尋ねました。「自分の子どもならまだしも、やっぱり一人ひとり見るというのは……」と最初から、先生にはならないつもりだったそうです。本当に誠実で、責任感の強さが伝わってきました。

 

と、真面目な話もするけれど、「あれはキリンに似ているから、キリンフグって名前にしよう」とか「魚の世界にも謙虚さは大事なのかもしれませんね」など、独特なコメントに始終わたしは笑っていて、最初の緊張はどこへやらという感じでした。

 

水族館の休憩ポイントから、先ほど公園で見た山の展望台が見えたので、

「先ほど教えてもらった、展望台にいつか行ってみたいです」

と伝えると、パッとひらめいた顔をして「じゃあ、今から行きましょう」と言われました。え!今から?もう夕方の4時だったので、難しいのでは?と思っていると、バスとフェリー(海を渡らなければいけないところです)の時刻を調べ、本当に連れて行ってくれました。館内をすべては見ていなかったのですが、最初に話したあざらしが好きということも忘れずにあざらしだけ最後に見て、バスに乗りました。

 

バスの豆知識を披露したり、私よりはしゃいでいる姿に、本人の方が行きたかったんだなと分かり、なんだかかわいらしく思えました。「冒険みたいじゃないですか」の言葉が印象的でした。でも、実際その通りで、外国人観光客が多かったので、地元とは思えない雰囲気で、わくわくしました。

普段からそうですが、県職員さんは本当に人を褒めます。この時、明らかに自分よりも年下のバスの運転手さんの丁寧な対応に感動して、しきりに「こういう人になりたいな~」と言っていたのは今、思い返しても笑ってしまうほど、周りにいない人でした。

すべての物や現象、人にたいしてあまりにもプラスのことばかり言うので、「生まれたばかりの小鹿のように喜ぶな~」と思いました。

そして隣にいて、ポジティブフィルターを私もかけさせてもらったような感覚でした。恋愛感情を置いといても、人として尊敬できる方だなと思いました。

 

帰りに駅まで送ってもらって、去り際に地元の喫茶店で挽いてもらったコーヒーと、1回目のアポの時に、よく眠れないと言っていたので、めぐりズムを渡しました。

その日のお礼ラインでは、渡したものの写真が添えられていたので、後日私ももらったお土産のポストカードと貝殻がついたクリップを、本棚に飾った様子を送りました。

 

他にも書ききれないほど、面白かったことやうれしかったことがあり、好きだなと実感しました。手放しに喜べる状態ではないけれど、年始までのいろんな約束もできて満足です。