きいろいちゅーりっぷ

日々の細々を書きます。

siroへ

こうしてお手紙を書くのは、初めてですね。節目節目で書いたことはあるけれど、それはどれも未来への自分に対してだったもんね。今回は今の私にむけて書きたいと思う。親友になりきって書くね。

 

あなたと出会って、27年が経ちました。だんだんと自分を大切にできている姿が印象的です。昔は、本当に自分が大嫌いって顔をしていたもんね。今のあなたは、とても自然だと思うよ。

1人の人として、生きていくイメージをなんとなく掴んできているように見えるけど、どう?ただ、前からそうだったけど、「頑張る」ことに対して、すごく抵抗があるよね。ダイエットや勉強、仕事……すべて、自分のための選択ができるのに、「好きなこと」=「楽なこと」になってない?もちろんそれも大事だし、今まで自分のことを責めてきた分、今度は許してあげたいんだよね。それはわかる。楽なことが、悪いわけでもないしね。でも、「キレイになった自分」「努力した自分」だったら、もっと最高なのにって思っているでしょ。他者に期待しない、という楽を選んだのなら、自分に期待しないと、未来の楽しみが減っちゃうよ。

前にあなた、言ってたね。永遠に26歳でいたいって。たしかに、仕事は転職したてですごく楽しかったし、両親も健康で、友だちとも良い距離で、毎日木漏れ日の中みたいだったね。彼氏や結婚とかのないものねだりをしなくなっていたのは、本当にいい傾向だったと思う。

でも、そこから状況は変わって、恋人ができて、一番に愛される喜びを知ってしまった。不安も今まで以上に増えてしまったけれど、感動して泣いたり、一生大切にしたいことをもらえたり、久しぶりに実体験の喜びで心が動いたなって感じたよね。そして、未来は明るいとも思った。

他人に期待をしないということは大切だけど、未来は他者とのつながりの中でこそ、輝いているように見えるんだ。それは、あなたが感じてきたことだよ。

 

あなたが、これから出会う人、モノ、コト。そして、自分。

心をたくさん動かしたい。愛されて、愛して、喜びを体感したい。

大丈夫。あなたは本当に素敵です。大丈夫、大丈夫。すべてうまくいく!

だから、やれるだけやってみよう。人生ネタづくり。

大きなミスをするつもりで、やってみる。

がんばらなくていいから。

 

私が一番好きなのは、自分を大好きな私。

私へ、大好きだよ。

 

shiro