きいろいちゅーりっぷ

日々の細々を書きます。

子どもを持つこと

インスタグラムで実録漫画を読みました。その漫画家さんの投稿は、ここ数年楽しんでみておりましたが、今回は「妊娠」についてのお話でした。第一子を産むまでの苦労や喜びは、経験のない私でも涙が出てしまうほど感動してしまいました。

 

物心ついたときから、子どもが欲しいとなぜか思っていました。中学生くらいの、将来の夢もなにもわかっていないときからぼんやりと。

今でも鮮明に覚えているのは、電車に乗って最寄り駅にて、

「自分は子どもが持てない可能性もあるのだ」

と前後は分かりませんが、産めなかったときの未来を考えながら、降りてみた景色です。

 

生理不順ではあったけど、そのほかはすべて健全だったのに、なぜだか本当にそう思ってしまったのです。

 

婚活をしよう!と思い立った一番の理由も「子どもが欲しい」からでした。

年齢制限があったから、とにかく動こうと。なければ、きっと私のことだから彼氏がいずれできればいいやくらいに思っていたかもしれません。大した恋愛経験もない私にとって、市場にでて自己肯定感がガンガンに傷つけられることは、本当に大変でした。

学生時代は自分のことで本当に精一杯でしたので、恋愛できている人はすごいなと改めて思ってしまいました。

 

ただ、あくまでも恋愛に挫折してみたこともなかった女が、そう思うだけであって、恋愛をしている人が偉いとか、結婚はみんなすべきだ、という意見ではありませんのであしからず。

 

そうです。私は恋愛も結婚も二の次で、子どもが欲しかったのです。経験をするにあたって、年齢が上がっていくにつれて、恋愛結婚の末に、両親そろったうえでの出産が以下に難しく、簡単に手放すものではないとわかってきました。子どもにとって出来るだけよい環境を作ることは義務だと思います。

婚活をしていくなかで、自分の身体に問題がある可能性が浮上し、ひどく落ち込みました。誰にも相談できず、苦しみました。そしてそれは、「子どもが欲しい」と口にすることさえ、はばかられるものでした。だから、とりあえず何事も経験と思い、捨て身になって行動してきました。

 

そんな中、彼と出会い、私のコンプレックスも未完全ではありますが、解消してくれ、子どもの話や結婚の話をできるまでになりました。人間欲が出てくるとダメですね。1人で泣いてしまったあの夜の私が、今の私の現状を聞いたらなんて言うのでしょう。そんな男やめとけ」と最初に言うけど、きっと喜んでくれると思います。彼がいるからとかではなく。不安を解消し、文句も言わず、好きでいてくれる彼氏。

 

周囲に全てではないけれど、私が不安に思っている点を話すと、絶対に反対されます。わかっていることです。でも、その誰にも言えないことを彼には、話せ、そして向き合ってくれたのです。あの時の気持ちは宝物です。だからこそ、子どもが欲しい。そのためには、努力することが必要です。

 

 

子どもが産まれたら、心配事だらけで大変なんだと思います。

でも、喜びは想像できないほど大きいのだと思うのです。

自分と好きな人の遺伝子を持つ、1人の人間といつかで会えるのなら出会ってみたいです。